VIEUX PONTARLIER
こちらは、アブサンの “ヴィユー ポンタリエ”
アブサンは、19世紀のパリで大流行したお酒です。
強壮作用のあるハーブからつくられた緑色のお酒は、
芸術家をはじめ多くのファンがいました。
ゴッホ、ゴーギャン、モネ、ピカソ...
そして、最上のアブサンとされていたのが
アブサン発祥の地でもあるフランスのポンタリエ産。
ポンタリエは、スイスとフランスの国境にある
小さな街です。
アブサン禁止法の後、
現存するのは2つの蒸留所のみとなりました。
そのひとつが、エミル ペルノ蒸留所となります。
グランドワームウッド、プティットワームウッド、
ペパーミント、メリッサ、ヒソップなどの香草は地元ポンタリエから。
グリーンアニスはスペインから、
フェンネルなど他ハーブはロワールからと、
最高品質のハーブを集めているそうです。
100年前と同じく、
グレープスピリッツに漬込み
100年前と同じ蒸留器で蒸留、
そしてハーブを漬込んでアブサンを作っています。
お砂糖は不使用ですが、甘みを充分に感じられます。
アルコールが65度と強いからか...
ニガヨモギの成分からなのか...
芸術家を魅了したアブサン。
現代では、一定の濃度以下であれば
問題ないとされ、
幻覚を引き起こすことは
ありません。。。
ご興味ある方は、ぜひお楽しみください。
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