秩父蒸溜所
ピート麦芽は甘さと薫香が織り合い旨味が広がります。
ミズナラの発酵槽やフォーサイス社の
ポットスチルも間近で見て触れることが
でき、余熱の強さまで体感できました。
その後、蒸留液を数種類ノージング。
ミドルカットする部分の繊細な香りの違いや
カット作業のタイミングや手際なども知れ、
これも良い経験となりました。
また、貴重な場面にも遭遇。
熟成されたウイスキーを樽から取り出す
場面は( ↑写真左下)
初めて目にするものでした。
ダンネージ式の貯蔵庫には、
様々な種類の樽や大きさの異なる樽に
ウイスキーが眠っており、
いつの日にか巡り合える時が楽しみです。
続いて、第二蒸留所へ。
こちらは、第一蒸留所の5倍の生産量。
全てが大きく、クリーンな印象です。
ポットスチルも第一蒸留所と同じ形ですが、
5倍の大きさ。
ただし、第一蒸留所は間接蒸留ですが
第二蒸留所は直火蒸留となっています。
大きな蒸留器からできる精細でクリアな
風味に直火蒸留の力強い味わいが付加されているようです。
ここでも、蒸留液をノージングさせていただきましたが、
第一蒸留所のものとは全く違いました。
とても面白かったです。
最後に魅力的なウイスキーを試飲させて
頂きました。
ニューポット2種に5種類の貴重なウイスキー。
テキーラ樽熟成のウイスキーは初!
マデイラワイン樽熟成は深く豊かな味わい。
IPA樽熟成は、フルーティーな爽やかな香り。
どちらも大変美味しく、よい時間となりました。
今回は、グローバルブランドアンバサダーの
吉川さんに案内していただき、
スタッフ一同、大変有意義な時間となりました。
また、サポートしてくださった青森出身の
スタッフさんに伺ったお話も大変興味深いものでした。
夏のメンテナンスの大変さやお手入れ後の
ポットスチルの美しさ、
美味しいウイスキー造りには欠かせない期間なのですね。。
大変お世話になりました。
ありがとうございました m(_ _)m
今回は見学のみとなっており
蒸留所での購入品はございませんが、
当店ではイチローズモルトを多数
ご用意しております。
ぜひ、お召し上がりください。
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